基本方針・事業計画
基本方針
理事長 久野 晋作
本年、(社)我孫子青年会議所は創立29年目を迎えます。多くの先輩方の郷土への熱き想い、そして、汗と涙と労力により、代々繫いで下さったバトンが、人間で例えれば20代最後の年度を迎えることに成ります。20代の集大成として、如何に身を処し、何を為すべきかを考えるには、JCの理念、そして、我孫子JCの創立の原点、つまり「初心(志)」に立ち返ることが何より大切です。
JCの理念とは「明るい豊かな社会の実現」であり、我々我孫子JCの創立の原点(「志」)とは、「我孫子を愛する若者として、郷土の為に、出来ることは何かを探ると共に、飛躍の時を迎えて、壮大な夢と、輝かしい明日の郷土の為に、積極的に自らの可能性にチャレンジし、共に手を携えていくこと」です。
この理念と志は決して色褪(あ)せることはありません。「英知と勇気と情熱をもって、明るい豊かな社会を築き上げる」使命を帯びた行動体であることを常に念頭に置き、活動して行きましょう。
まずは、現状認識を共有しよう!~今、我々を取り巻く環境に目を向けよう~
希望に満ち溢れバラ色に思えた21世紀も既に10年の月日が流れました。
想定されていたこととはいえ、日本において、人口増・経済成長の時代は完全に終焉を迎え、「人口減・少子高齢社会、右肩下がりの時代」に私たちは突入しています。
世界に目を転じてみると、国家間、人種間・民族間での紛争は世界各地で絶えず生じており、領土領海や各種エネルギーにとどまらず、「水」という人類にとって掛け替えのない資源を巡る争いも起こりつつあります。また、異常気象や貧困と飢餓は絶えることがなく、人口爆発による食糧難にも見舞われ、一部地域では食糧争奪戦が既に始まっており、混迷の度合いは年を重ねて行くごとに増幅している感さえあります。
総てを悲観的に捉える必要はないかも知れません。
しかし、私たちはこうした現実から目を背けて活動することは出来ません。
むしろ、現実をシッカリと見据えて活動して行くことが必要です。
そのような中、2011年3月11日に東北太平洋沖でマグニチュード9.0という観測史上最大の大地震が発生し、それに伴う津波、及びその後の余震により、戦後最大の被害が生じました。
本市においても布佐・都地区を中心に市内各地で液状化等により、全壊134戸、大規模半壊3戸、半壊90戸、一部損壊647戸と甚大な被害が発生し(2011年8月11日現在:我孫子市調べ)、本市は災害救助法の適用自治体となりました。我々我孫子JCは、微力ながらではあるものの、「我々に出来ることの実践」として、市内外の災害ボランティア活動を行っています。
地域を、そして、日本を再生する契機にしよう!
今回の災害は決して他人(ひと)事(ごと)ではなく、我が事として私たちの脳裏に刻み込まれる大災害であり、後世に語り継げられることは間違いありません。現実問題として、国民が総力を挙げて復興に取り組んでいくことは元よりとして、「日本再生への契機」として行かなければなりません。
実際、この震災を大きな契機として、「このままではいけない。これで変わらなければ、子供達はおろか、自分たちの未来さえ約束されない。」「本当に大切なものは何なのか?私たちが守らなければならないものは何なのか?」という共通の想いを私たちは抱きました。
言い換えれば、「今変わらなくて、いつ変わるのか?」という危機意識を私たちは強く持つに至りました。だからこそ、身近な地域、そして、その総体である日本を再生するに、最大にして最後のチャンスは「今この時をおいて他にはない」と思うのです。
「我々JCが、今頑張らずして、いつ頑張るのか?」
このような時だからこそ、我々JCの役割と責任、そして、寄せられる期待には大きなものがあると思います。大きな志と気概を持って、これからの新生日本を創り上げていく一助となり、「誇りある地域」を創り、時代を担う今を生きる子供達に、そして、私たちの祖先からの血を受け継いでいく、これから生まれる子孫に「明るい豊かな社会(大いなる希望)」を繋いで行きましょう。
これこそが、我々JAYCEEに与えられたMissionであり、最大のValuesに他なりません。
共に手を携え、不屈の精神で、この試練に立ち向かって行きましょう!
そして、新たな時代を、共に切り拓いて行きましょう!
「まちづくり」は「ひとづくり」
~集大成としての組織力 結果としての会員拡大~
「まちづくりは、ひとづくりから」と言われます。
我々のLOMを「まちづくりに欠かせない組織」、そして、「社会変革のリーダーを輩出していく組織」たらんとするならば、先ずは一人ひとりの徹底的な自己変革、積極的な変化が必要です。
- 周りを変えたいなら、自分を変えよう!
- 自分を変えたいなら、意識を変えよう!
- 意識を変えたいなら、確固たる志を立てよう!
JCには、これら総てのことにチャレンジできるステージがあります。
「変えるも変えないも、変わるも変わらない」も、総ては自らの意識と行動に懸(か)かっています。
つまり、我々の活動は一人ひとりの「志」の有無に懸かっているのです。
私は、主体的に行動できるメンバー、そして、一人ひとりがリーダーシップを存分に発揮できる組織体とすべく、その先頭に立ってメンバーを引っ張って行きたいと思います。
「奉仕 修練 友情」~JC三信条を実践しよう!~
JC運動の理念は「明るい豊かな社会の実現」です。この理念を実現させるためには、JC三信条である「奉仕・修練・友情」の精神、そして具体的な実践が必要です。
「情けは人の為ならず」という諺(ことわざ)があります。この諺の意味する所は、「人に情けをかけておけば、巡り巡って自分によい報いがくる」ということです。
私利私欲を拭い去り、JC活動に邁進して行きましょう。
そうすれば、掛け替えのない何かを、必ず手に入れることが出来ます。
しかし、人間は弱きものでもあります。どこまでも自分に厳しくあれるものではありません。
だからこそ、仲間の存在が大きいのです。だからこそ、互いに励まし合い、時に厳しく見つめ合い、時にやさしく労(いたわ)っていくことが大切です。
ただし、「馴れ合いから」は、真の友情は生まれません。
「自分に厳しく、友にも厳しく。しかし、他人(ひと)に優しく、そして、まちに優しい」という基本姿勢をメンバー皆の共有認識とし、一年間活動して行きましょう。
団結力のある魅力ある組織には、必然的に「志のある仲間」が集う。
ケジメのある、情熱溢れる、献身的な組織。
こうした組織こそ、魅力ある組織です。
こうした組織こそ、今、真に求められている組織です。
我々、我孫子JCがこうした組織体になれば、「まちづくりに不可欠な担い手(集団)」として、必然的かつ明確に意識され、ひいては、こちらが求めずとも、同じ志を抱く青年が扉を叩いてくるものと信じ、一致団結してJC活動に取り組んで行きましょう。
まちづくり~徹底して公益的活動に拘(こだわ)ろう!~
自分たちが暮らしている地域はおろか、隣人に対しても無関心。声を掛け合う光景も本当に少なくなってきました。「向こう三軒両隣」と言われていた時代は今いずこ、当たり前に存在していた「共同体」も崩壊の危機に直面しつつあります。その崩壊の足音が広がっていく中で、私たちは東日本大震災を経験することになりました。
今回の経験から人々が口々に言っていたことは「絆の大切さ」でした。具体的には、「一番身近な家族との絆」、そして、「遠くの親せきよりも近くの他人」と称される「地域との絆」の再評価です。
人は、一人では決して生きていけません。そもそも、この世に生を受けたこと自体が「祖先との繋がり」を証するものであり、その連綿と繋がる「タテ糸」の中に私たちは位置づけられています。
そして、地域、社会、経済活動…と、「他者との繋がり」の中で私たちは日々暮らしています。私たちは、こうした「ヨコ糸」の存在を無くして生きていくことは絶対に出来ません。
まさに今、「タテ糸とヨコ糸」という、我々と他者とを離れがたく繋ぎ止めている「絆」をより強く、太く、長くしていくことが求められており、その間断なき実践こそが「まちづくり」です。
「まちづくり」と言うと、「漠然とし、かつ大業(おおぎょう)なもので、何から手をつけていいか良く判らない…」というのが実際であり、同様の想いを抱いている市民の方も少なくないものと思いますが、決して難しいことではありません。
自分たちが住み暮らす地域の活動を、自分の出来る範囲でやることこそが、まちづくりであり、その間断なき積み重ねが地域社会を創り、人と人とを結ぶ「絆」を強く、太く、揺ぎ無いものにしていく原動力に他ならないからです。
こうした「まちづくりの営み」は、その地域に住み暮らす住民の発露によって行われるものであり、決して、誰かから強制的に指示されるべきことではありません。また、「地域のため、まちのために何かがしたい、自分に出来ることはないだろうか?」と模索している方、そして、具体的な一歩を踏み出せない市民の方、特に、我々と同年代の「志」のある青年は少なくないはずです。
今こそ、我々JCの出番です。
「Enjoy 手賀沼!」「あびこカッパまつり」「あびこ市民討議会」など、数々のまちづくり運動を実践してきた組織の経験を活かす時は今をおいて他にありません。
まちづくりのリーダーを養成してきた誇りを胸に、失敗を恐れることなく、ひたすら地域と未来を見据え、まちづくり運動、つまり、「明るい豊かな社会」を実現するための公益的活動に邁進して行きましょう!
「まこと(信・真・誠)」の一年にしよう!
私たちは、縁有って、同じ時期同じ地域で、(社)我孫子青年会議所というLOMで活動することになりました。「一日一生」という言葉がありますが、この一年間の活動も一生で唯一無二の活動です。この一年を有意義なものにするのか、そうでないかは一人ひとりの意識と不断の活動に懸かっています。
だからこそ、メンバーには「時間・期限・約束を守ること」を徹底して欲しいのです。
「小さな約束事を守れない者は大事を成せない」と言います。たとえ、どんなに些細な約束だったとしても、一度約束したら、一度合意したら、必ずその約束を守り、やり遂げましょう。
「信」という字は、「人が言う」の組み合わせ文字です。
皆さんは、この文字から何を読み取りますか?
「信」の訓読みは「まこと」です。呼んで字の如く、「人が言う」から「信(まこと)」なのです。
つまり、「人が言うこと」は「真(まこと)(うそいつわりのないこと)に成る(=誠)」ということです。
互いの信頼、言い換えれば、真の友情は日常の積み重ねの中からしか生まれません。
「まこと(信・真・誠)」の一年に必ずしましょう!
そして、新たな時代を雄々しく切り拓いて行きましょう!
我孫子の未来、日本の未来、そして、世界の未来に幸多からんことを願って。
事業計画
- 組織力を高める活動…LOM運営ルールの徹底化
- 会員の資質を高める活動
- 年間を通した会員拡大活動
- 温かい交流事業の実施
- Enjoy 手賀沼!への参画
- 青少年健全育成事業への参加
- 東日本大震災による被災地への継続的な支援活動
- 一般社団法人への移行申請









