10月例会地域との絆 ~地域力が大きくまちを変える~

富士宮やきそばに学ぶ 講師:渡辺英彦氏

10月例会チラシ ↑クリックでチラシの詳細が開きます。
日時 10月19日(火)
受付18:30
開会19:00~21:00
場所 我孫子南近隣センター9階 ホール
〒270-1151我孫子市本町3-1-2
TEL : 04-7165-2883

事業内容

地域力のある暮らしやすいまちとはどのようなまちなのでしょうか? 生活基盤に必要な商業施設が立ち並び個人の利便性のみを追及し続ければ暮らしやすいまちになるのでしょうか? 本当に暮らしやすいまちとは地域住民との交流を深め、より一層地域の絆を深めていくことが最も重要なことだと考えます。

今例会は、講師をお招きして、地域力を高める要素である市民団体が、いかにしてまちを活性化していったのか、富士宮という地域が市民団体を通してまちを大きく変えていった成功事例を実体験から語って頂きます。

拝聴された一人ひとりが今、我孫子市民として出来ることは何か? を模索して頂ければ、より必要な活動が見えてくると共に、必ずや我孫子の地域活性化のもととなることと思います。

講師

渡辺英彦氏
1959年、富士宮市生まれ。外資系損保AFIA勤務後、帰郷し保険代理業を企業する。現在、富士宮やきそば学会会長、B級ご当地グルメで街おこし団体連絡協議会(愛Bリーグ)会長などを務める。

事業報告

「地域の絆~地域力がまちを大きく変える~」をテーマに、今話題となっている、B級ご当地グルメを代表する富士宮やきそばを世に広めた、富士宮やきそば学会会長の渡辺英彦氏をお招きし、ご講演をして頂きました。

富士宮という地域が富士宮学会という市民団体により富士宮やきそばという地域ブランドを確立し世に広めていった実体験を赤裸々に語って頂きました。

その真相は・・・おやじギャグ・・・にありました!

このまちには、地域独特のおいしいやきそばがある(PRODUCT)そのやきそばを売る沢山の店がある(PLACE)そのやきそばは、手ごろな値段である(PRICE)そして、おやじギャグにより世に広めるノウハウがある(PROMOTION)この4Pが揃ってこそ、B級ご当地グルメが認知されていったということを教えていただきました。

そして、プロモーションを市民団体というお金の無い団体が、いかにして行っていくのか、その手法としては、とにかくマスコミを巻き込む。そのためには、話題性のあるおやじギャグが覿麺(面?)である!として、「やきそば学会」という少し意味深な名称の市民団体を立ち上げ、そのメンバーを“やきそばG麺”と呼び、夜な夜な市内のやきそば店を調査するという活動からスタートし、それがマスコミに取り上げられ、ほっといても(お金をかけずして)プロモーションが行われるという、まさに目から鱗が落ちるようなお話でした。その経済効果は計り知れないものがありました・・・市民が立ち上がり、ベクトルを一つにまちを活性化させたい一心で臨んだ成果がかたちとしてあらわれたのではないかと感じました。

渡辺英彦様には、富士宮やきそばが富士宮の地域に及ぼしたその影響力をもとに、その術を他の地域でも何らかの形で活用することにより日本が活性化することを目的とし、我がまち我孫子まで、はるばる足をお運び頂きまして、ご講演頂きましたことを心から感謝申し上げます。

御拝聴された方々が、少しでも、自らの住むまちの活性化の為に何らかのヒントを持ち帰られたとしたら、幸いに思います。

ご出席頂きましたOBの皆様、オブザーバー方々そして、沢山の一般市民の方々どうもありがとうございました。

総務委員会 委員長 関根秀子